予備試験の口述試験にホテルを利用する際のポイントを紹介!

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予備試験の口述試験は、2日間連続で行われるため、受験生の中には、試験会場周辺のホテルを利用する方もいます。特に都市部の試験会場は、電車を利用しないといけない場合が多いので、2日間家から試験会場まで向かうのは体力的にも精神的にも苦しいですよね。

この記事では、ホテルを利用した方が良いのか、また実際に利用する際に、資格スクエアメディアのおすすめの選び方のポイントをご紹介します。

1 予備試験口述試験の日程

予備試験口述試験は、例年10月中旬~下旬に行われます。

予備試験論文式の合格発表が毎年10月上旬頃に発表されるため、口述試験まで約2週間ほどしか準備期間がありません。

参考に、令和3年度予備試験口述試験の日程は、令和3年10月23日(土)、24日(日)となっています。

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2 なぜ予備試験でホテルを利用するの?

予備試験でホテルを利用する理由としては、冒頭でもお伝えしたように、都市部にある会場では電車を利用しなければならない場合があるので、電車が事故などで止まってしまうなどのリスクを回避するためにホテルで前泊するということが考えられます。

また試験会場までの距離が長いとそれだけ体力を使うことになるので、なるべく体力を温存することも重要になります。口述の時間は、各科目につき15分から20分ありますが、その場で受け答えをしなければならないなど、筆記試験とは異なった特質があるので、短時間とはいえ、相当の体力を消耗します。

ホテルで前泊することができれば、体力を温存しておくことができ、また1日目から2日目にかけて連泊することで2日目の準備に時間を割くことができるので、ホテルを利用することのメリットが大きいといえます。

さらに、試験本番は緊張感も相当高まると思います。予備試験口述試験は予備試験の最終試験になるので、最も緊張する方もいるのではないでしょうか。

なるべく試験だけに集中できる環境を整えるという意味でも、ホテルを利用することをおすすめします。

もっとも、家にいた方が気持ちが落ち着く方や、いつも通りのルーティーンで挑みたいという方にとっては、ホテルを利用するとかえって緊張してしまう方もいるので、そういう場合はホテルを利用しない方が良いかもしれません。自分に合うのか合わないのかも重要なポイントになります。

3 予備試験口述試験にホテル利用をするときのポイント

(1) 試験会場からの距離

ホテルを利用したいという方は、実際にホテルを選ぶ際のポイントとして、まずは、試験会場から徒歩圏内にあるホテルを選ぶことをおすすめします。

徒歩圏内であれば、遅刻するリスクも少なく、ホテルに忘れ物をした場合には最悪取りに戻れる距離なので、色んなトラブルを最小限に抑えることができます。

他方で、試験会場から近ければ近いほど、他の受験生も同じホテルに泊まる可能性が高いので、受験生とあまり鉢合わせになりたくない方や、知り合いに会いたくないという方にとっては、少し距離の離れたホテルを選ぶのも選択肢の一つといえます。

(2) ホテルの設備が充実している

最近のビジネスホテルでは、無料の朝食が付いているところも多く、種類も豊富だと栄養をしっかり採ることができるので、そういった視点でホテルを選ぶのも良いかもしれません。

都市部のホテルは部屋が狭いので、少し広い部屋を予約したり、また大浴場や温泉が付いているホテルもあるので、リラックスができる環境があると疲れがとれて良質な睡眠をとることができます。

(3) ホテル付近の環境

ホテル選びのポイントとして、ホテルが大道路に面していていないかも意外と重要なポイントになります。車の交通が多かったり、近くで工事をやっていると騒音のリスクがあるので、無駄なストレスを抱えないためにも、周辺環境がどのようになっているかは事前に調べておくことをおすすめします。

また、ホテルの近くに飲食店やコンビニがあれば、食事にも困らず、筆記用具など必要な備品を揃えることができるので、徒歩圏内にそういった施設がないか念のため調べておきましょう。

(4) 緊急時に備える

試験日が近づくと、睡眠が思うようにとれなかったり、緊張が高まって体調不良になりやすくなります。試験当日も何が起こるか分からないので、緊急時に備えておく必要があります。

事前に必要な薬を調達しておくことも重要ですが、ホテルの周辺にドラッグストアがあれば、すぐに調達しに行くことができるので、精神的にも安心できると思います。

(5) ホテルを予約する際は早めの予約を

試験に近づくにつれ、会場周辺のホテルの予約も埋まっていくので、論文の合格発表がされたら早めに予約することをおすすめします。ホテルによっては、早割で安く宿泊できるところもあるので、是非早めに予約してくださいね。

4 サマリー

予備試験口述試験は、予備試験の最後の試験になるので、しっかり準備して挑むためにも、ホテルを利用するのがおすすめですが、人によっては環境が変わってしまうと体調を崩してしまったり、かえって緊張してしまう方もいるので、まずはホテルを利用する方が自分にとって良いのか、吟味してみてくださいね。

5 まとめ

  • 予備試験口述試験は毎年10月、2日間にわたって行われる
  • 予備試験でホテルを利用する理由としては、電車が止まってしまうリスクを回避できること、体力を温存できることなどがある
  • ホテルを利用する際のポイントとしては、①試験会場からの距離が近いところを選ぶこと、②ホテルの設備が充実していること、③ホテル周辺の環境、④緊急時に備えられること、⑤早めに予約すること
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