予備試験の添削は論文合格のカギ!添削をたくさん受けて合格しよう!

予備試験

予備試験では論文式試験があり、これに合格すると口述試験に進むことができます。特に論文式試験は、試験対策の中で最も難易度が高く、実際に論文が書けるようになるためには、繰り返し論文を書き、添削を受けることがとても重要になります。

この記事では、添削を受けることの重要性や、自己添削について、解説します。

1 予備試験添削の重要性

予備試験において、論文の添削を受けることが重要な理由の一つとして、論文式試験の難しさがあります。

予備試験の全体合格率は約4%ですが、各試験の合格率をみると、令和3年度予備試験における短答式試験の合格率は、23.36%論文式試験の合格率は、18.29%、口述式試験の合格率は、98.11%と、論文式試験の合格率が最も低いことがわかります。

さらに、短答式試験を突破した人のうち、約2割の合格率なので、それだけでも論文を突破することが難しいことがいえます。

論文は、その特質として、論文の型があり、その型に沿って答案を書きます。ただ、この型に慣れるまで時間がかかるだけでなく、実際にある程度答案が書けるようになってからも、これが合格答案なのか、客観的に判断するのが難しいのです。

そのため、客観的に自分が書いた答案の誤りや、改善点を第三者から指摘してもらう上で、添削はとても重要になります。

最終的に自分の答案を自分で添削できるようになること、いわゆる「自己添削」ができるようになることがとても大事になります。

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2 予備試験の添削を通して論文を書きまくろう

では、答案を添削してもらうことを前提として、どのように論文の練習をしていくかという点について解説します。

論文の勉強においては、アウトプットと反復がとても重要になります。

例えば、論文過去問を解くとして、まずは答案を書きますが、その後、第三者から添削を受けます。添削の中で指摘された問題点や改善点を、どのようにして克服すべきかという検討を行います。この過程でインプットすることが多いと思います。そしてインプットを終えたら、再度同じ過去問を解くか、改善点によっては別の年度の過去問を解きます。

このサイクルを反復していくことがとても重要です。

この一連の流れにはアウトプットとインプットの反復が含まれているので、インプットの質も上がり、勉強効率としてもとても良い方法です。

また、添削を受けることで、自分では気づけなかった問題点、課題が見つかるため、その後の勉強方針も定まります。

最初のうちは、なるべくたくさん答案を書き、添削を受けてください。自分の答案の癖が次第に分かってくるので、改善していき、これくらい書けば、合格答案になるというラインが分かるようになると良いでしょう。

3 自己添削ができるようになれば、論文合格に近づける

自己添削は、上記でも少し説明しましたが、自分の答案を自分で添削することをいいます。

自己添削を通して、最終的に合格答案のラインが自分で分かるようになり、自分の答案を客観的に添削できるようになれば、第三者の添削は不要になり、論文としては一定のレベルまで達したということがいえます。

自己添削ができるようになったかどうかを判断するには、答案を書いた後、答案を自分で添削し、その後第三者の添削をしてもらい、どれくらい添削にズレがあるかをみるのが有効です。自分の添削と、他者の添削に大きなズレがあれば、まだ自己添削ができるようになったと判断するには早いかもしれません。

「論文が書けるようになった」という感覚に持っていくためには、法律の使い方が分かるようになることが重要になります。どのような事案が出ても、法律を使って法律論が展開できるようになれば、合格レベルに近づくことができます。

また、自己添削ができるようになれば、第三者の添削が不要になるので、上記の反復作業が早くなります。

上記の反復作業は、PDCA(PLAN、DO、CHECK、ACTION)サイクルと同じで、これを早く回せるようになるので、答案を書く回数も増え、より論文の実力が上がります。

論文が書けるようになるまで大変ですが、忍耐強く何度も書いて練習を重ねていきましょう。

4 資格スクエアの添削数は業界NO.1

完全オンライン予備校「資格スクエア」では、講座の一環として、答案の添削を行っています。

基礎問添削では105通、論文過去問添削では100通、これらを併せると205通の添削数もあり、業界最多の添削数となっています。

これだけ添削をしてもらえる予備校は他になく、これまで説明した反復練習の機会を多く得られるため論文対策に強い予備校といえるでしょう。論文対策として是非利用してみてください。

5 サマリー

予備試験の添削は、論文式試験に合格するために必要な過程です。最初から答案を書ける人はいないので、他人に答案を見られることに対して恥ずかしがらず、添削を利用してくださいね!

6 まとめ

  • 予備試験の添削は、論文式試験に合格するために重要な過程。
  • 「答案を書く→添削を受ける→インプット→答案を書く」過程を反復し、論文が書けるようになったという感覚を掴むまで繰り返しましょう。
  • 自己添削ができるようになれば、論文合格にかなり近づける。
  • 資格スクエアでは、業過最多の205通の添削を受けることができる。
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