「司法試験の勉強は、長く険しいものである・・・・。」
というイメージをもたれている方がほとんどなのではないでしょうか。事実、文系最難関試験とも謳われているほど、その難易度は高く険しいものであることに間違いありません。
司法試験合格者は、どのようにしてその困難を乗り越えてきたのでしょうか？この記事では、司法試験の勉強が辛いと感じている受験生の皆さんにエールを贈るべく、その対処法について詳しく解説していきます。
この困難を乗り越えて、最終目標である司法試験合格者となってくださいね！
1 司法試験の勉強で辛いこととは
司法試験の勉強で辛いこととは、いったいどのようなことなのでしょうか？一概にはいえませんが、一般的に「辛い」と思われる要素を挙げてみましょう。
◆勉強する範囲が広すぎる
◆勉強に時間がかかる
◆勉強内容が難しい
◆なかなか成績が上がらない
◆さまざまな犠牲を伴う（経済的負担、仕事や学校との両立 など）
専門用語や独特の言い回し、判例や対立論点の理解などマスターしなければならない範囲も広く多岐に渡ります。これらを科目ごとにひとつひとつ潰していき、自分のものにしなければなりません。当然のことながら時間もかかります。
司法試験合格までにかかる時間は、人によって異なりますが一般的には3,000時間〜10,000時間ほどかかるといわれています。場合によっては10,000時間超かかるという方もいらっしゃいます。
そして、勉強内容の難しさから「1日1科目しかできなかった・・・。時間が足りない。」などと焦ってしまう日もあるかもしれませんね。死ぬほど勉強しているにもかかわらず、なかなか成績が上がらなければ辛さは募るばかりとなり、途中で投げ出したくなるのも無理もありません。
また、学生受験生にとっては、遊びたい気持ちや学業との両立に悩まされることも少なくないのではないでしょうか。周りの友人がサークル活動や遊びなどの学生生活を謳歌している姿を見れば誰だって羨ましくなってしまうものです。
社会人受験生の方は、仕事・育児・家事・介護などとの両立や急な残業などで思うように勉強時間の確保ができず、スケジュール管理に悩まされるのではないでしょうか。
また、経済的な負担も受験期間が長くなればなるほど大きなものとなることが現実ですよね。多くの方が予備校を利用されるでしょうが、高額な受講料を工面することは簡単なことではありませんよね。勉強時間を確保するために、仕事やアルバイトを減らして収入が下がり節約生活を余儀なくされているという受験生も少なからずいらっしゃいます。
2 司法試験の勉強の辛さを乗り越えるコツ
それでは、辛さを乗り越えるコツとはいったいどのようなものなのでしょうか？
端的にいえば、司法試験の勉強の辛さとなる要素を少しでも減らしていくことが最善ともいえます。具体的に見ていくことにしましょう。
(1) リフレッシュする
まずは一度、心身ともにリセットして冷静な判断ができる状況に自分自身をおいてみてはいかがでしょうか。追い込まれすぎた状況では、大事な局面で体調不良や判断ミスを起こしかねませんので、ここは思い切ってリフレッシュしましょう！自分の好きなこと（映画鑑賞やスポーツなど）を期間限定で解禁してみるのもおすすめです。
また、これを機に生活リズムを見直し環境を整えてみましょう。司法試験の合格者の中には、頭の働く早朝の勉強が功を奏したというケースもありますので、参考にしてみてくださいね。
(2) 勉強スケジュールを軌道修正する
冷静な判断ができる状況になってから次に行うべきは、勉強スケジュールの軌道修正が挙げられます。
勉強を始めた当初のスケジュール通りに進められる受験生はなかなかいません。
習熟度や突発的な事態に遭遇することなどによっても変わります。ゴールは（司法試験当日）は決まっているので、そこから逆算して考えていきましょう。司法試験当日まであと何日あり、1日どのくらい勉強の可処分時間があるのかを出来るだけ詳細に洗い出してみてください。その上で、1日、1週間、1ヶ月の勉強スケジュールを立て直して（予備日などを作り少し余裕を持たせる）前に進むことが肝心です。
場合によっては、残された時間に合わせてやるべき勉強を取捨選択する必要もあるかもしれませんね。優先度の高いものから順番に行いましょう。
(3) 自分に合った予備校のプランを選ぶ
そもそも論となってしまいますが、司法試験対策の予備校を選ぶ段階で、自分の置かれている環境に合ったプランを選ぶことが、勉強の辛さを回避することに繋がるケースもあります。
◆カリキュラム
◆通学受講 or オンライン受講
◆受講費用
◆受講生フォローの有無 など
例えば、大手予備校の受講プランは、講義のボリュームが厚いことが多いのですが、あまりのインプット量の多さに消化しきれずに挫折してしまうことも否めません。一方で、昨今主流となりつつあるオンライン受講であれば、通勤・通学のスキマ時間を活用することが可能となりますよね。一般的には、オンライン受講の方が通学に比べて費用はリーズナブルな傾向にあります。
ご自身の置かれた環境にマッチしたプランを選ぶことで、司法試験の勉強の辛さから解放された結果余裕が生まれ、むしろ「楽しい！」と思えたらどうでしょうか？楽しみながら司法試験に合格することができたら最高ですよね。
3 資格スクエアの講座の特徴は？
司法試験にチャレンジするためには、以下2つのうちいずれかのルートを辿る必要があります。
◆法科大学院ルート（法科大学院修了者）
◆予備試験ルート（予備試験合格者）
先にも触れたとおり、予備試験合格者の司法試験合格率は高い水準で推移しています。効率良く司法試験合格を目指すのであれば、予備試験ルートでの『司法試験合格』を目指されてみてはいかがでしょうか。現役の大学生や大学院生も在学中に予備試験に合格し、そのまま司法試験に合格を果たすというケースも珍しくなくなってきました。
ここでは、資格スクエアの予備試験講座についてご紹介します！
◆勉強スケジュールを徹底管理（個別スケジュール作成、ロードマップ、レベル別学習シートで自らハンドリング）
◆論文添削は業界最多の200通！（合格に必要なアウトプット量の確保）
◆学習効率の最大化（逆算思考のカリキュラムで最終目標の司法試験合格を目指す！）
◆受講生フォロー制度の充実（勉強が辛い気持ちを解消！）
司法試験に合格するためには、合格できるレベルにさえ達すればよいのです。
言い換えれば、合格できる必要最小限のインプット量でよく、アウトプット中心の勉強が司法試験合格には欠かすことができません。また、多くの受験生がインプット量の多さに疲弊し、続くアウトプット（論文演習）でつまづいてしまい「勉強が辛い・・・。」と感じてしまうパターンが多いのが実情です。
「高野泰衡講師の講義は、図解や具体例を用いて解説していただけるので、楽しく勉強を進めることができます。インプット講義も通勤のスキマ時間などを利用し順調に終わりました！」 資格スクエア 40代 女性
資格スクエアの講義は、元大手予備校出身の講師が担当しており、分かりやすいと好評を博しています。
従って、最終目標である司法試験合格に向けての勉強が辛いと感じ、挫折を回避するためにも、合格に必要最小限のインプット量でアウトプット（添削してもらう）量を十分に行うことのできる予備校を選ばれることをおすすめします！
詳しくお知りになりたい方は、「受験相談」や「無料講義」などフル活用してみてくださいね！
4 サマリー
文系最難関試験ともいえる司法試験に合格することは並大抵の努力では叶いません。さまざまな要因が重なり勉強が辛いと感じることも幾度となくあるでしょう。しかし、そこで立ち止まってしまっては合格は遠のいてしまいます。勉強スケジュールの軌道修正やリフレッシュを適宜行うことは必須です！
5 まとめ
- 司法試験の勉強で辛いことは①勉強する範囲が広すぎる②勉強に時間がかかる ③勉強内容が難しい ④なかなか成績が上がらない ⑤さまざまな犠牲を伴う（経済的負担、仕事や学校との両立 など）など
- 司法試験の勉強の辛さを乗り越えるコツは①リフレッシュする ②勉強スケジュールを軌道修正する ③自分に合った予備校のプランを選ぶ
