司法試験に向いてる人とはどんな人?!3つの特徴をご紹介

司法試験

文系難関試験の最高峰ともいえる司法試験ですが、そもそもどのような人が向いてるのでしょうか?

 

「超天才しか司法試験に向かないのでは?」

 

このように思われている方も多いかと思います。

この記事では、司法試験に向いてる人の特徴を3つに絞りご紹介していきたいと思います。是非、ご参考になさってくださいね。

 

1 司法試験に向いてる人

司法試験に向いてる人の特徴として、一般的には「コツコツ真面目に努力できる人」「コミュニケーション能力がある人」などが挙げられます。

これは、司法試験の特性が最たる所以ともいえます。なぜなら、司法試験の試験範囲が広いことに加え難解な学問であることから、日々の努力を怠ることは許されないからです。

また、司法試験合格後に法曹三者となった際は、業務上でさまざまな人とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていかなければならないため、コミュニケーション能力は必須です。

他には、いったいどのような人が司法試験に向いてるのでしょうか?YouTubeチャンネルより、資格スクエアの鬼頭(現役弁護士)の考察からご紹介していきます。

(1) 論理的(ロジカル)な人

司法試験に向いてる人の1番の特徴といえるのが、この「論理的(ロジカル)思考をもっている人」です。

司法試験の勉強(法学)は、学問としてとてもロジカルなものですよね。当然のことながら、法律家は条文を駆使する仕事です。条文には、「これとこれが揃えばこういう効果が発生しますよ。」などという要件・効果などが書いてあります。

ex.刑法 (窃盗)第235条

他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

その上で、「そもそも窃盗の対象物に財産的価値があるのか」などという認定を一つ一つ行い、当該事例に当てはめていかなければなりません。

又、資格スクエア鬼頭によれば、弁護士の友達と話している時は、以下のようなロジカルな会話になるといいます。

「このハンバーグ超かわいい、とかないわけ。このハンバーグ箸で押して肉汁が出るのは、このハンバーグを温めて何度以上になったからじゃないかなみたいな話になる。」

「曖昧な部分については解釈の争いが生じて。いや俺はこう思う。俺は当てはまらないと思う、俺は当てはまると思うみたいな争いはあるんですけど。それも含めてロジカルじゃないですか。」

資格スクエア 鬼頭(YouTubeチャンネルより)

言葉を選ばずにいえば「少し面倒臭い人?」と思われてしまいそうですが、これも法律家ならではの資質なのかもしれませんね。

つまり、ロジックの枠に当てはめて物事を考えることが好きな人が司法試験に向いてる人といえます。

(2) 試験である程度成功体験がある人

おそらく多くの方が、これまでの人生経験の中で、何らかの試験にチャレンジされているのではないでしょうか?進学のための受験や資格試験、習い事の検定試験など多岐に渡りますが、どの試験の場合でもやはり目標に向かって努力をしていることに変わりはありませんよね。

司法試験は難関試験です。

種々ある試験の中でも、とりわけ難しいことは間違いありません。ですので、試験である程度成功体験がある人が向いています。

ex.

・入試で第1志望に合格した

・他の資格試験に合格した

言い換えれば、試験に対してアレルギーがなく、「自分はそれなりにできるぞ!」という自信をもっている方は、司法試験に向いてる人といえるのではないでしょうか。

(3) 誰かの役に立ちたいと思っている人

純粋に、誰かの役に立ちたいと思っている人も司法試験に向いています。

自分が過去にトラブルに巻き込まれた時に、弁護士に助けられたことがきっかけで弁護士を志す人も少なくありません。

「誰かの役に立ちたい」「困っている人を助けたい」などという気持ちをもつことのできる人柄は、まさに司法試験(法律家)に向いてる人といえますし、大変素敵な志ですよね。

このような志をもっていることはモチベーションの維持にも繋がりやすいといえますね。

是非、司法試験の合格を果たし法律家として活躍する姿を拝見したいものです!

2 サマリー

司法試験は難関試験ですが、論理的(ロジカル)な思考の人や試験アレルギーがなく何らかの試験での成功体験のある人、誰かの役に立ちたい人に向いてるといえます。合格までの道のりは長く険しいですが、持ち前の資質は、法律家となった際にも大きなアドバンテージとなることが期待できます!是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

3 まとめ

  • 司法試験に向いてる人は①論理的(ロジカル)な人②試験である程度成功体験がある人③誰かの役に立ちたいと思っている人

 

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